山梨県の日興上人誕生の霊地 蓮華寺

山梨県の日興上人誕生の霊地 蓮華寺
朱印  彼寺家一間之分除棟別其外諸役令免許者也 
     天文十六年卯月吉日 
     鰍沢村光長寺
(鰍□□光長寺 宛てとして伝えられるこの文書、 『棟別(家屋税)』・『諸役(田租以外の課役)』を免除するとの武田朱印状。 光長寺とは武田時代前後の蓮華寺の寺名)
 蓮華寺に伝えられるこの不動尊像は、兜こそつけないものの、完全な大鎧姿で、別に『鎧不動尊像』とも呼ぶ。迦樓羅炎(かるらえん)を背にして岩座に立つこの不動尊像は、胸板の割菱、草摺り袖の花菱そして花菱の回りの文様に『截金(かりがね)』がちりばめられるほか、画像全体が金箔で縁取られ、製作当初の優美な姿が忍ばれる。画像右下に『信連(のぶかど)』の落款があり、信玄の弟である逍遙軒信綱の作と伝えられる。